ベトナム語の難しさと面白さ

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せっかく海外に行くなら、現地の言葉も話してみたいですよね。簡単なあいさつだけでも覚えておけば、旅もぐっと楽しくなることでしょう。今後ますます日本との交流が盛んになっていくベトナム。そんなホットな国の言葉を学んでみませんか?

ベトナム語って?

最初に、ベトナム語について簡単にご紹介しましょう。現地に行ったことのある方ならご存知かと思いますが、ベトナム語はアルファベットを基調とした文字を使用します。ゼロから文字を勉強する必要がなく、初めて見た単語でも何となく読めるのでとっつきやすいですよね。文法は、英語と同じで主語‐動詞‐目的語の語順が基本になります。英語と違って時制の変化や単数・複数の区別をしないので、比較的学びやすいと言えるでしょう。一方、発音はやや複雑で、日本語の「アイウエオ」にあたる母音が11あり、6つの声調を使い分けます。声調とは、日本語の「飴」と「雨」、「箸」と「橋」の違いのようなものです。音楽が得意だったり歌が上手な人は、この声調を区別する能力に優れていると言われています。

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希少価値が高い上級者

ベトナム語に限ったことではありませんが、マイナー言語を学ぶメリットの1つとして、その希少価値の高さがあります。英語や中国語と比べるともちろんニーズは限られますが、上級者になれば貴重なスキルとして、かなりアドバンテージになるでしょう。せっかくベトナム語を学び始めたならば、通訳や翻訳ができるレベルまで極めるのもありかもしれません。

言葉が分かれば2倍楽しいベトナム

ベトナム料理やアオザイ、かわいい雑貨など、観光客を惹きつけるものがたくさんあるベトナム。でも、一番の魅力はなんといっても「人」です。あたたかく、ねちっこいくらい人情に溢れた人たちと直接触れ合いたいならば、ベトナム語は重要なツールになります。上手に話す必要はありません。片言であっても、現地の人たちは皆とても喜んでくれます。身振り手振りで話しかければきっと根気よく付き合ってくれることでしょう。「あなたの国の文化に興味を持っている」という姿勢が伝わると、現地の人との距離がグッと縮まります。 さぁ、ベトナム語に少しでも興味を持ったならば、まずはシンチャオ!(xin chào=こんにちは)から気軽に話しかけてみましょう!

 

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