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ポリネシアンセックスって何?
ポリネシアンセックスをしたことはありますか?
実際にアンケートで聞いてみたところ、「ある」と答えた人は160名中10名(6.3%)でした。また、半数の方は「ポリネシアンセックスが何か分からない」と回答。あまり知られていない言葉のようです。
男性のED(勃起不全)やセックスレスという言葉が浸透していくなかで、五木寛之さんの著書「サイレント・ラブ」や「愛に関する十二章」で一気に火がついたセックスの方法の1つが「ポリネシアンセックス」でした。
もともとアメリカの宗教学者ジェイムズ・N・パウエルの「エロスと精気」という著書のなかで紹介されたいたものです。
通常のセックスでは男性が射精することが重要視されていることが多いと思いますが、ポリネシアンセックスでは、精神的な交わりを重視しています。
ポリネシアンセックスの具体的な方法は?
このポリネシアンセックスの方法は通常のセックスとは違います。
【1】5日に1回だけ挿入をし、残りの4日は性器以外の愛撫だけに留める。その間は挿入の日のために気分を盛り上げていくための期間とします。
【2】挿入する日も前戯に最低1時間かける。じっくりと愛撫をしましょう。
【3】男性器を膣に挿入した後、30分はピストン運動を行わず、抱きしめたり、愛撫をしたりする。
※ただし、男性が勃起しなくなったり、勃起力が失われそうな場合、動かしてもいいです。
※女性の潤いがなくなり痛みがある場合は愛撫をしっかりしましょう。
※ピストン運動のときは激しく腰を動かすのではなく、スローな動きを心がけましょう。
【4】オーガズムの後も、性器はつながったままにする。そうすることで、快感の波が何度も押し寄せてくることがあるようです。
【5】体位はバックや騎乗位よりも、スローに交接できる座位や側位で行う。(⇒体位の説明はこちら)
このように、ポリネシアンセックスはゆっくり時間をかけて行うため、「ちょっと弱くなってきた男性もこれならできる」という期待もあります。
また、ポリネシアンセックスでは、「期待が高まるためにオーガズムに達しやすくなること」などからカップルが真の愛情を確かめあったり、快楽を味わえると広まったようなのです。
ポリネシアンセックスに集中できる環境をつくる
ポリネシアンセックスに集中できる環境をつくるため
●セックス前には食事をとりすぎないよう注意し、食後は数時間たったときに行なう。
●事前にお茶、ハーブティー、果物などを取るとより効果的。
●電話や携帯の音など集中力を途切れさせるものを排除しておく。
●深呼吸などをしてリラックスする
などをしておきましょう。
また挿入日以外も、背を向けてお互い別々のベッドや布団で眠るのではなく、裸で抱き合って眠ると指示している方法もあります。
そうすることでいざセックスとなっていきなり交わりを営むのではなく、普段から愛情を交換しているためより精神を深く交合することができるのだそうです。
ポリネシアンセックスによって愛情や信頼を深めていきたい
刺激的な激しいセックスではなく、じわじわと上り詰め、じわじわとほとぼりを冷ましていくとてもゆったりとしていますよね。
このやり方、中国のタオやインドのカーマスートラの性愛術に通じるところがあるそうです。きっと人間の理想とする時間の流れや関係性に近いのでしょう。
生殖行為としてのセックス以外にも、体を交えたいと思うのが人間の性だとすれば、セックスによって愛情や信頼を深めていきたいというのは誰もが思っていることだと思います。
この方法の真髄は射精を目的としない交わり、つまり生殖行為ではないセックスで、単なる体液の交換を目指すよりも「気」を交換しましょうという、精神的な交わりを目的としたところにあるのです。
今までのセックスとは違って…スローセックス
慌しい毎日を送っている日本人にとって、ちょっと羨ましいセックスですよね。このポリネシアンセックスを考えていますと、たまには週末ゆっくりとした2人の時間を過ごしたいと思いました。
2時間だけの「休憩」じゃなく、週末はホテルでゆっくりとした2人の時間を。金曜日の夜からホテルに入り、土曜日は1日中部屋でまったりとした時間を過ごす。そんな時間、ちょっと憧れます。
ポリネシアン・セックスによって心が満足し、明日への活力が沸いてくるような幸せな時間を過ごしてください!