朝日新聞「あら探しと揚げ足取りから建設的なものを生み出すことは難しい」

あら探しと揚げ足取りから建設的なものを生み出すことは難しい (朝日新聞デジタル)

(略

 アメリカだけではありません。日本も同様です。与党も野党も失言やスキャンダルを鬼の首を取ったかのように取り上げ、もっと大事なことを決めなければならない国会の場に持ち込んで大騒ぎする。
お互いのあら探しと揚げ足取りばかりが目立ち、肝心の政策論争はどこへやら……。なんと無粋なことでしょう。

 相手の失言や失敗につけこんで責め立てる。みなさんの周りにも、人の悪口を言いたがる人、批判したがる人、人の欠点ばかりに目がいくような人がいませんか。そういう人は総じて、自分と違う考え方や価値観を否定し、自分の正しさをアピールしがちです。人の幸せを喜べず「でも、そうは言っても……」とあら探しをします。それは自分に自信がないことの表れでもあると思うのです。自信はないけれどプライドは高い。だから「相手を落とすことで自分を上げる」行動に走ってしまうのですね。

 人間ですから誰でも長所もあれば短所もあります。その人なりの強みもあれば弱みもある。相手の好きなところもあれば苦手なところもある。当然でしょう。ここで大事なのは「どちらに目がいくか」なのですね。私たちは多くの場合、自分の短所や弱みをある程度はわかっているもの。むしろ自分の長所や強みに気付いていないことの方が多いでしょう。ならば、相手がわかっている短所をあら探しして否定するより、気付いていない長所を見つけてほめる。マイナスを探す減点法よりもプラスを見つける加点法の方が、より良好なお付き合いができると思いませんか。

 もちろん勝つことが目的の選挙や政策論争するための政治と、日常の人付き合いとを同じ次元では語ることはできません。でも、あら探しと揚げ足取りばかりでは前向きなもの、建設的なものを生みだすことは難しいという点は変わらないのではないでしょうか。今回の大統領選を見ていて、そんなことを思いました。

※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161117-00010000-asahit-bus_all

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