ジエチルエーテル(diethyl ether) の作り方
エチレンはエタノールを濃硫酸とともに160℃~170℃に熱し、分子内で脱水させて生成します。
C2H5OH→CH2=CH2+H2O
これは実験室での製法です。
工業的にはアセチレンと同様にナフサを熱分解して得ます。
エタノールは130℃くらいの温度だと2分子間で脱水して、
ジエチルエーテル( C2H5−O−C2H5 )になります。
温度によって生成物が変わることは覚えておきましょう。
しかし、ジエチルエーテルは、揮発性が高く、静電気などでも引火、爆発恐れがあります。危険物であり、日本では入手は困難なため、まな板や手指消毒であれば、エタノール70%ぐらいを使用することを推奨します。
家庭内での正しい消毒の方法
新型コロナウイルスは高温に弱いため、56℃の環境に30分間置くか、ジエチルエーテル、75%のアルコール、塩素系消毒剤、過酢酸及びクロロホルムなどの脂質溶媒でウイルスを効果的に滅菌できる。家庭では塩素系消毒剤(84消毒液など)やアルコールを含む消毒剤(75%のアルコールなど)の使用を選択することができる。た

※消毒用エタノールは、乾くまで火気厳禁です。

