「自分の細胞」で脊髄損傷を治療!医療の常識を覆す驚異のメカニズム/再生医療の最前線

 2019年の放送だが、自分の(幹)細胞を培養して、また自分に注射して戻すだけで、あらゆる細胞が元気になると言う、魔法のような治療法に驚いたのは、まだ記憶に新しい。
この治療法は、iPS細胞の山中先生の研究を発展させたものと思うが、山中先生も驚くほどの、と言うことは、世界が驚く先端医学だ。

 認知症の人の記憶が、かなり回復したと言う報告もあり、脊椎損傷以外の治療効果にも期待したい。
今は、研究者が少なく、1年間に100人程度の幹細胞の培養しかできないようだが、将来的には、もっと機械的な培養が進んで、数万・数十万人規模まで可能になることを期待したい。

 しかし、人がどんどん死ななくなり、世界的に、人口が増加していくことは、地球にとっての脅威となる可能性もある。
環境活動家のグレタっちも、仕返しをしてこない先進国を攻撃はするが、環境破壊が著しい中国や、人口増加が著しい貧しい国の人口問題については、口を閉ざしているように見える。
環境活動家が言っていること、それは、究極的には、人を生まず、科学を後退させ、自然に近い生活をするということだろう?
電気を使わず、車や飛行機に乗らず、森林資源もほとんど使わないと言うこと。私一人が使っても、地球に影響はない、と言う理屈は、地球規模、人類80億人規模で考えるべきことなので、意味がない。

 人口抑制がどうしても必要なのか。例えば、その一つ、人間の寿命が短いことは、1人2人だったら関係ないことだが、80億人規模で考えると、地球にとってはかなり優しいことなのだ。

 しかし、化学は進歩する。寿命はどんどん伸びていく。国民の寿命データを取っていない国を除いた人類全体の平均寿命は、73.3歳だそうだが、これから、先進国では特に、平均寿命は画期的に伸びていくのだろう。

喜ばしいことなのか、どうなのだろう。

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